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『余島馬鹿』 写真・文:辻 沙喜子 |
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私は余島馬鹿だと思う。小学2年生で初めて余島キャンプに参加した。毎年夏になると、余島を走り回って、おいしいご飯をいっぱい食べて、歌って、泳いで・・・。ズルしてはリーダーに叱られ、でもたまにリーダーに甘えた小学生時代。
中学生になると、ヨットCampに参加した。海の上で、鬼の形相のリーダー達にしごかれ、半分泣きべそをかきながらヨットに乗って、右も左も解らずに、悔しさでやりきれない中、その瞬間はやってきた。「風を掴めた!」海と風、自然と一体になる爽快感に感動を覚え、ヨットの魅力にはまった。それからは、太陽が昇ってから沈むまで海風と戯れ、夜は声が枯れるまで歌って、踊って、騒いでいた。
憧れのリーダーになった大学時代。如何に余島に行けるか。ただそれだけを考え前期はテストがないレポートの授業を取った。新たに出会った仲間と切磋琢磨し合いながら、キャンプに全力を注いできた。
そして、何故だか、社会人1年生になった今、金曜日の仕事終りにジャンボフェリーに飛び乗り、土日を余島で過ごしている。恐らく、これからも生きている限り行き続ける、余島馬鹿なのだと思う。
ここまで私を惹きつける余島の魅力は何だ?たくさんあるけど、強いてひとつ挙げるなら、単純にそこに「居場所」があるから。キャンパーやリーダー、スタッフ、余島に来る人全てに必ず居場所がある。「ここにいていいよ。」と温かく受け止めてくれる人たちがいて「ここにいていいんだ。」と思える自分がいる。
情報過多の時代。ネット上で簡単に誰とでもトモダチになれ、バーチャリティの中に居場所を探す社会になってしまった。ほんとの「居場所」を見つけることが困難になっている気がする。けれど、人間それではつまらない。
余島の非日常(これが、日常になればいいんですがね。)はとってもsimpleで、大切なコトに気づかせてくれた。まず、全力で楽しむ。そして、相手を認め、自分を認める。
朝の鳩の目覚まし、昼の蝉の大合唱とみんなの笑い声、夕方の涼しい風と、カナカナの切ない鳴き声、夜に見上げる今にも降ってきそうな星空・・・。小さい頃からずっと変ってない。この空間と、自然と人の温かさが生む余島マジックによって、いつもより素直になって、全力で遊んで、大声で唄って、たくさん笑って、たまに喧嘩して。こんな単純なコトが、余島から少し離れた今、とても愛おしく思える。
余島ではそんなsimpleなコトができる。キャンプを過ごす中でメキメキと子どもたちが、成長していく姿が見える。これが、私みたいに、少しでも彼らの未来に繋がっていけばいいな、と思う。
自分自身を解放し、体全部で自然を感じ、たくさん空気を吸い、仲間やキャンパーと共にcampをした経験は一生の宝物。まだまだペーペーで大人になりきれない私ですが、余島キャンプで学んだコトは、人生のゆずれない糧となり軸となっています。余島で出会った全ての人に感謝。
大好きな余島Song「でびあす」。
"いつもと同じ景色 いつもと同じ笑顔
いつもいつでも歌ってた 笑ってた 生きる事の意味教えてくれたね♪"
神様の宝石で出来たこの島が本当に宝物!!
そして、私の夢はいつか、自分の子どもとcampをすること!さて、いつか叶うのでしょうか。
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写真・文: 2010年度卒 辻 沙喜子 |
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 | 冬のこども自然キャンプ |

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2012年2月25日(土)〜26日(日)[1泊2日] |

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「葦の国づくり!」をテーマに、葦の松明、屋根葺きを体験します。
「春の芽ツアー2012 パノラマコース!」では、厳しい冬の自然な中に芽吹く、春の息吹を感じ、余島に隠された秘密の場所から、瀬戸内海を展望できるパノラマコースへご案内! |

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 | Worker's Weekend |

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2012年2月25日(土)〜26日(日)[1泊2日] |
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凍てつく冬の余島で、汗を流してワークをしましょう。 どなたでも参加可能!宿泊費無料!豪華!?特典あり。余島を愛する皆さん、お待ちしております。 |
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 | Yoshima Family Weekend 2012春! |

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3月〜5月の週末 ※一部を除く |
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春の週末、ちょこっと週末ファミリーキャンプ。 春の気持ちの良い季節、ふらっとお気軽に余島にお越しください。 詳細は近日中にホームページアップいたします。Check it!! |
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 | Mobile Y 『余島をもっと身近に』 |

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第2弾はホームページリニューアル!!! 2012年3月公開予定! |
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