神戸青年

 神戸青年 2005.4月号 目次

  1. 復活の証人第1号 マグダラのマリア
  2. 創立記念日礼拝
  3. 神戸YMCAの運営機構が06年から改定されます!
  4. 第12回 チャリティーゴルフ大会 〜ご案内〜
  5. 〜お知らせ〜
  6. 省察
  7. 第28回全国YMCA体操大会 結果報告 おめでとうございます!!
  8. ご報告 1.「大人と子供のための読み聞かせの会」
  9. ご報告 2.「中日本・西日本地区・グローバル研修会」
  10. ワイズメンズクラブ六甲部通信<宝塚ワイズメンズクラブ>
  11. PHOTO TOPICS
  12. 人事異動(敬称略)
  13. 個人消息

1. 復活の証人第1号 マグダラのマリア 理事・キリスト教使命委員長 阿部 恩

 葬られて石で封印されたイエスの墓を、日曜日の朝訪れたのは、十字架の死を見届けた婦人達でした。しかし、四福音書に共通し登場するのは“マグダラのマリア”だけです。マグダラのマリアは罪深い女といわれながらイエスの足に香油を塗り、七つの悪霊から解き放たれた女性です。まさに社会から排除され見捨てられ、切り捨てられていた女性です。イエスはこのマリアを、神に愛された大切な一人として、その存在を愛されました。それはあなたも神に愛されている「取って置きの一人だ!」との福音でした。そのマリアが復活の主に出会い、復活の証人第 号に用いられています。「あなたは取って置きの証人だ!」との出会いです。十字架の死で全てが終わり虚しくなったのではなく、かつてマリアの存在を根底から支え愛し、新しい人生を約束したことが、マリアのみならず周囲の多くの人々に希望を与え、神共にいますとの福音が確信されたことが、「わたしは生きてあなたと共にいる!」との復活で成就しました。
  恐れ慄いていた弟子達も、マリアの知らせを聴き、また復活の主に出会い自ら「復活の証人」となり力強い歩みを始めました。これまた取って置きの一人として神の愛に生かされた、いと小さき存在でした。でも取って置きの証人として用いられました。
  今、主が生きて共にいますことを信じ、全ての人が取って置きの一人であるとの福音を語り生きる者になりたいと願います。

    


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2. 創立記念日礼拝

 神戸YMCAは、この5月に119周年を迎えます。創立記念日にあたって、記念礼拝をもち、創立当時の指導者達の志をあらためて思い起こすと同時に、未来に向かって私たちの志を確認したいものです。

        記

日時:5月7日(土)午後4:00〜5:30
メッセージ:山内 一郎氏(学校法人関西学院理事長・神戸YMCA維持会員)
プログラム:タイワークキャンプ報告、神戸YMCA混声合唱団くさぶえによる合唱他
場所:神戸YMCAチャペル
問い合わせ:TEL 078-241-7201


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3. 神戸YMCAの運営機構が06年から改定されます!

 2月理事会において06年からの神戸YMCAの運営機構改定について協議がなされ、基本的方針が決議されました。詳しくは来る定期総会並びに本紙面において説明いたしますが、概略をご報告いたします。
  財団法人神戸キリスト教青年会(神戸YMCA)は1886年に任意団体として設立されましたが、その後、歴史の流れと行政指導により財団法人、学校法人、社会福祉法人の3つの法人格を取得して活動してきました。3つの法人ながら、神戸YMCAとしては一つの団体として歩んできました。また、政府においては06年から新たな公益法人制度を進めようとし、特に財団法人は行政指導の基準通りに運営されることを求めています。そのような流れの中で、神戸YMCAとして本来あるべき法人のあり方を求め、また行政指導の基準にあった運営をするために運営機構改定が協議されてきました。
  結論的には、YMCA会員運動の主体として任意団体「神戸キリスト教青年会」を設置し、3つの法人に関する種々の活動を通して会員運動を担います。(現行の維持会員で構成されます。)また、事業主体である各法人は指導に従って、運営機構を改めます。たとえば、定期総会の持ち方、財団理事の選出方法、任意団体に常議員会を設置などが変更追加され、その規定である「寄付行為」や「会則」が変更されます。
  このように、新しい時代にあった新しい運営形態に改められます。(総主事 水野雄二)


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4. 第12回 チャリティーゴルフ大会 〜ご案内〜

日程:4月26日(火)
場所:千刈カンツリー倶楽部
会費:一人20,000円
*定員になり次第締切ります。
お申し込み・お問い合せ:神戸YMCAカレッジ 担当〈豊田・井上〉TEL :(078)-241-7203 FAX:(078)-241-3619


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5. 〜お知らせ〜

4月1日より明石センターの受付は、西神戸地域活動センターにて預かります。
TEL:(078)-793-7402 FAX:(078)-793-7470

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6. 省察

タイ・ワークキャンプが今年も3月に行われ、YMCAを支える8ワイズメンズクラブが、参加する青年たちを支援しました。彼らの報告とその後の生き方から、ワークキャンプの果たす役割の大きさを知らされます。国際活動委員会では、2005年度の計画での重点プログラムの1つにタイ・ワークキャンプを明記しています◆去る2月6日、神戸ワイズ75周年・ワイズメネット40周年を祝う式典に兄弟YのチェンマイYMCAの代表としてパチャリン・アヴィファン主事を招きました。その記念講演の中で20年余に及ぶタイ・ワークキャンプは、青年たちの豊かな人生観を築くのを助け、加えて農村の生活の質を高めるのに貢献してきたとその友情を「流れつづける小川の水」にたとえ、「すべてひとつのものに向かって結び合わされている」と感銘深く話されました。◆YMCAは、世界や周辺社会の課題に如何に応えてゆくかを日々模索しつつ歩んでいます。そして、神戸YMCAが119年の歴史の中で果たしてきたものは多く、築いてきた友情の深さは計り知れないものがあります。私自身、日常プログラム・ワイズの行事・委員会活動などで、お互いがかけがいのない存在であるという喜びを実感しています◆文化庁長官河合隼雄氏が、教育改革論の中で「人間関係の面白さ・楽しさが分かるような体験を、学校でも、地域でも、家庭でも持つようにすることが一番大事です」と述べておられました。このことこそYMCAに求められる役割ではないでしょうか◆「大切なのはどれだけ沢山のことをしたかではなくどれだけ心を込めてしたかです」また「何もしなくてもいい。そこに苦しんでいる人がいることを知るだけでいいのです。そしてイエスの言葉に耳を傾けるのです」というマザーテレサの愛と慈しみの言葉は、私たちの心をとらえ、包み、YMCAがなすべきことに向かう力を与えられます。 (橋本和子)


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7. 第28回全国YMCA体操大会 結果報告 おめでとうございます!!

☆小学生男子競技A団体
  第2位 (植田浩樹さん・土井将照さん・堀越大輝さん)
☆小学生男子競技A個人総合
  優 勝  植田 浩樹さん  
☆小学生女子競技A個人総合
  第2位  春田 洋子さん
☆中学生男子個人総合
  第4位  田中 隆成さん


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8. ご報告 1.「大人と子供のための読み聞かせの会」


  震災10年事業「大人と子供のための読み聞かせの会」神戸公演が、3/13(日)兵庫県民小劇場で行われました。当日は、雪が降る、とても寒い日でしたが、335名というたくさんの方が来場され、26名のボランティアの方が関わってくださり、とてもよい雰囲気の中、会を催すことができました。

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9. ご報告 2.「中日本・西日本地区・グローバル研修会」

2/26、27、六甲山YMCAにて、中日本・西日本地区・グローバル研修会が開かれました。リーダー達を中心に二府四県から集まった参加者は、「国際理解」「平和」「開発」について政治経済の講義で学ぶのではなく、体験型のアクティビティを重ねることによって、問題の深さを実感し解決の糸口を自分のこととして考える機会を得ました。雪景色の山から下りるときには、日々の実践によって差別のない平和な世界を目指して生活しようという意欲で心を新たにしました。


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10. ワイズメンズクラブ六甲部通信(ワイズメンズクラブ国際協会西日本区六甲部)


<宝塚ワイズメンズクラブ>会長:森田 義章 メンバー数:21名 
連絡先TEL:0797-87-0288(宝塚YMCA)

 1988年5月、19名の同志の熱き思いが結集されて宝塚ワイズが誕生しました。その後、宝塚YMCA会館が逆瀬川に設けられ、YMCAリーダーのプログラムの一部を共有しつつ16年にわたって歩みを続けてきましたが、昨年、宝塚Yの機能が西宮YMCAに統合されたこともあって、事務所を売布神社駅の近くに移し、新たな活動を始めることになりました。
毎月の例会ではゲスト・メネットを交えて10数名の出席を得て、楽しく活発な交歓のひとときが持たれています。
  宝塚ワイズの活動は、毎月の例会のほかに季節毎に大きなイベントがあり、そこで得た僅かな収益は、市内のNGOや福祉施設への寄付をはじめ、神戸YMCAを通じて、国際的なボランテイア活動や青少年育成活動のために捧げられています。 春には逆瀬川の駅前でバザーがあり、近くの商店街や市内の主要な店や企業にも呼びかけて抽選会用の賞品を提供していただきます。秋には「ジャガイモ販売」。北海道から産地直送の男爵イモとカボチャ、それぞれ10Kg入り箱を150個売りさばきます。 その合間に有志を募ってワイズ世界大会への参加や海外の兄弟関係にあるワイズ訪問などの国際交流活動が行われます。
 昨年の世界大会はインドで行われ7名が参加、デンマークのギブ・クラブや台湾の新生クラブの創立記念会にも数名が参加し、アメリカのヤキマクラブへは会員のお嬢さんが重い病気に罹られたという知らせを受けてメネットが中心となり「千羽鶴」のお見舞いをしました。
 また、宝塚市内のNGO各グループとの協力も積極的に行われており、2月のNGO展や12月のNGOバザーにも出店、当然、近隣のワイズとの交流も日常的に行われています。
  私たちは今、新事務所を「地域の人、地域の情報を集めた多様なYMCA活動の拠点として活かす」ため次の方策を追加して取り組みはじめています。その一つは国際ワイズメンズクラブの統一プロジェクト「エイズ撲滅運動」に参加し、ピンクリボン・バッジ販売等の募金活動、二つは、新たに「市民クリスマス」を計画し、音楽を通じて地域社会に奉仕するワイズ活動を実践すること。私たちは、このような活動を通じて、宝塚市民にワイズの輪が広がることを期待しています。


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11. PHOTO TOPICS

全国ジュニア体操大会 チャリティージョギング大会 ウエルネスセンター学園都市 
ロッカーが新しくなりました

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12. 人 事 異 動(敬称略)

<退職職員>
中田 一夫 京都YMCA出向
西川 誠太郎 ウエルネスセンター学園都市
北村 薫 西神戸地域活動センター
宗本 真也 三宮ブランチ
上野 真由紀 三宮ブランチ
佃 洋 余島センター
鈴木 博子 余島センター
岩本 智子 カレッジ
宮石 具朗 カレッジ
陳 順芳 生涯教育センター
狩集 美江 ウエルネスセンター学園都市
織田 芳孝 西神戸地域活動センター
井上 絢子 西神戸YMCA幼稚園
永江 由香利 西神戸YMCA幼稚園
石橋 綾 西神戸YMCA幼稚園
白川 杏子 西神戸YMCA幼稚園
田中 智子 ちとせ幼稚園
永井 恵子 ちとせ幼稚園
山本 智恵 YMCA保育園
尾崎 陽子 YMCA保育園
寺本 久美子 YMCA保育園
安川 友美 YMCA保育園
魚家 結子 YMCA保育園
清水 千鶴 YMCA保育園
ア本 朋子 西宮YMCA保育園
堂野 理江 西宮YMCA保育園
北澤 美絵 西宮YMCA保育園

<採用職員>
八尾 詩子 西宮ブランチ
垂井 麻里子 ウエルネスセンター学園都市
太田 早苗 三宮ブランチ
寺前 亮介 三宮ブランチ
中原 良太 ウエルネスセンター学園都市
吉田 慎平 ウエルネスセンター学園都市
岡田 基代 西神戸YMCA幼稚園
高木 美也子 西神戸YMCA幼稚園
山口 幸子 西神戸YMCA幼稚園
尾辻 晴香 ちとせ幼稚園
桑ア 瞳 ちとせ幼稚園
大久保 佑菜 YMCA保育園
北 侑子 YMCA保育園
鈴木 由香 YMCA保育園
出畑 愛子 YMCA保育園
中嶋 彩 YMCA保育園
藤原 衣里子 YMCA保育園
水島 弘恵 YMCA保育園
今津 佐知子 YMCA保育園
内藤 由美 YMCA保育園
藤村 純子 YMCA保育園
西山 実希 YMCA保育園
柴田 かな子 西宮YMCA保育園
小林 由美 西宮YMCA保育園
田中 友子 西宮YMCA保育園

<出向帰任>上西 卓 三宮ブランチ→大阪YMCA
<出向受入>小川 勝之 名古屋YMCA→カレッジ

<異 動>
坂本 滋 三宮ブランチ→ちとせ幼稚園
大塚 雅人 三宮ブランチ→西神戸地域活動センター
池田 英基 余島センター→三田センター
櫻井 英治 カレッジ→生涯教育センター
福井真佐代 カレッジ→西神戸地域活動センター
藤井とも子 事業部→本部事務局(総合企画室)
横山徹太郎 生涯教育センター→カレッジ
三宅 吉隆 ウエルネスセンター学園都市→三宮ブランチ
蘆田 圭 西神南センター→余島センター
太田 直樹 須磨ブランチ→事業部
松田 康之 三田センター→西神戸地域活動センター
永井 道子 本部事務局(総合企画室)→カレッジ
山ノ井景子 西神戸YMCA幼稚園→YMCA保育園
東金城菜々子 西神戸幼稚園→ちとせ幼稚園
佐久間眞人 ちとせ幼稚園→三宮ブランチ
植村 篤子 ちとせ幼稚園→西神戸YMCA幼稚園
村松 佳美 ちとせ幼稚園→西神戸YMCA幼稚園


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13. 個 人 消 息

■受洗■おめでとうございます 植村篤子さん(ちとせ幼稚園) 日本キリスト教団西神戸教会3/27
■ご結婚■おめでとうございます 白川杏子さん(西神戸幼稚園)3/26 山森 圭祐さんと

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