余島の紹介

余島の四季

1950年、神戸YMCAは「戦後における民主主義教育の実現」という使命を果たすため、余島にてキャンプを開始しました。1977年には余島野外活動センターを開設し、すべての人に開かれた「島」として、今日まで歩みを続けています。

小豆島鹿島沖1kmに位置する、周囲2.2kmの無人島は、干潮時には瀬が出現し、小豆島本島と陸続きになります。敷地面積約3万坪、標高差約50mの島内には、手付かずの自然が数多く残っており、瀬戸内海の温暖な海と豊かな森が皆さんをお待ちしております。ゆっくりと流れる時間の中で、至福の時をお過ごしください。

余島データ

所在地:香川県小豆郡土庄町字余島 [Googleマップ
面積:0.1k㎡
周囲:2.2km

余島のあゆみ

1949 1948年からの調査がみのり、神戸YMCAの今井鎮雄が小豆島「余島」を発見
1950 余島キャンプ開設
1953 「長期少年キャンプ」実施(11日間・朝日新聞社後援)
    「小児麻痺キャンプ」(最初の名称)実施(朝日厚生文化事業団、神戸、姫路ライオンズ後援)
1962 「体育の嫌いな子ども達の為のキャンプ」実施
1977 余島野外活動センター開設
1995 阪神淡路大震災震災復興キャンプ実施
2004 豊岡淡路水害復興支援キャンプ実施
2007 サントリーとの余島プロジェクトスタート
2009 台風9号被災地復興支援キャンプ実施
2010 60周年
2011 東日本大震災復興支援キャンプ・リフレッシュファミリーウィークエンド実施

YMCAについて

Young Men's Christian Association(キリスト教青年会)は、1844年、ロンドンに住む12名の青年により発起されました。産業革命が進み、物質的に豊かになったその時代、都市部に住む青少年は労働者として、過酷な生活を強いられていました。敬虔なキリスト教徒で「善く生きる」ことに忠実だった発起人の一人、ジョージ・ウィリアムズはその現状を目の当たりにし、弱冠24歳にして立ち上がりました。その運動がYMCAの始まりと言われ、今では、世界120カ国以上、日本全国34カ所に広がっています。

神戸キリスト教青年会(神戸YMCA)は、1886年(明治19年)に若いキリスト教信者や牧師によって「神戸基督教徒青年会」として設立され、地域の人々にキリスト教を基盤とした文化や教育の活動を始めました。

その後「財団法人 神戸市基督教青年会」[1909年(明治42年)財団法人設立認可]、「財団法人 神戸キリスト教青年会」[1975年(昭和50年)]、「財団法人 神戸YMCA」[2006年(平成18年)]と名称は変っていきます。また、「学校法人 神戸ワイエムシーエイ学園」[1964年(昭和39年)]、「社会福祉法人 神戸YMCA福祉会」[1988年(昭和63年)]と新たな法人も設立してきました。

そして、創立125年を迎えた2011年(平成23年)、「公益財団法人 神戸YMCA」として新たな歩みを進めています。